
川島如恵留
(Travis Japan)
[ Profile ]
1994年11月22日生まれ。幼少期より芸能活動を始め、2007年入所。2022年3月にTravis Japanの一員として歌やダンスの武者修行のため渡米し、同年10月に全世界配信デビュー。今年7月から『Travis Japan World Tour 2025 VIIsual』をスタート。音楽劇『A BETTER TOMORROW -男たちの挽歌-』で同グループメンバーの松倉とW主演を務めるほか、多才な知識を活かしてクイズ番組などにも出演。また、文筆家としても活動し、2024年11月には初の著書となる全編書下ろしのエッセイ集『アイドルのフィルター』を出版。近年の主な出演に『キスでふさいで、バレないで。』(読売テレビ)など。

花乃まりあ

大野拓朗

古河耕史

駒木根隆介

永島敬三

栗田桃子

内田紳一郎

大石継太
オーギー・ベルファスト 役
大石継太

羽場裕一

リンゼイ・ポズナー
Lindsay Posner
ロンドンウエストエンド、ロイヤルコートシアター、ロイヤルシェイクスピアカンパニー(RSC)、ナショナルシアターなど、英国名門劇場で長きに渡り活躍する英国演出家。演劇の他オペラ、テレビ、ラジオドラマの演出も手がける。
シェイクスピア、チェーホフ、イプセンなどの古典作品から、多彩な現代劇作家作品の演出でも定評がある。近年の主な演出作として、2024年ウエストエンドにて『A View from the Bridge(橋からの眺め)』(主演:ドミニク・ウエスト)、シアターロイヤルバースにて、テレンス・ラティガン作『深く青い海(Deep Blue Sea)』(2024年)、ジョージ・オーウェル作『1984』の新舞台版を上演(2025年)。どの作品も劇評各紙からの賞賛を得ている。本年もウエストエンドをはじめ、イギリスの主要劇場で話題作の演出が続く。
| 作 | : | アーサー・ミラー |
| 翻訳 | : | 髙田曜子 |
| 演出 | : | リンゼイ・ポズナー |
| 美術・衣裳 | : | ピーター・マッキントッシュ |
| 照明 | : | 吉枝康幸 |
| 音響 | : | 長野朋美 |
| ヘアメイク | : | 西川直子 |
| 美術助手 | : | 岩本三玲 |
| 衣裳助手 | : | 阿部朱美 |
| 通訳 | : | 時田曜子 |
| 演出助手 | : | 渡邊千穂 |
| 舞台監督 | : | 津江健太 |
| 宣伝美術 | : | 榎本太郎 |
| 宣伝写真 | : | 森﨑恵美子 |
| 宣伝スタイリスト | : | 森保夫 |
| 宣伝ヘアメイク | : | 花井菜緒[川島如恵留]、CHIHIRO |
| 宣伝 | : | キョードーメディアス |
| HP制作 | : | メテオデザイン |
| 制作協力 | : | ゴーチ・ブラザーズ |
| 制作 | : | 時田曜子、松井珠美 |
| プロデューサー | : | 古田直子、金子紘子 |
| 主催・企画製作 | : | 東京グローブ座 |
川島如恵留
デイヴィッド・ビーヴス 役
お話をいただいた時、まさに幸運を手にしたなと感じました。嬉しさと一緒に、この幸運を手放さないように精進したいと強く思いました。初めての単独主演舞台となり緊張もしていますが、共演者の皆様と一丸となって、みんなが作品の主人公だと思ってみんなで盛り上げていきたいです。Travis Japanらしく「チームみんなが座長」を目指して行きたいなと思います。
舞台上からお芝居だけで作品を届け、お客様の心を揺さぶるという事は、僕にとって初めての挑戦となります。メンバーにも「舞台が映える!」と言ってもらえるように、ひと回りもふた回りも違った厚みを出してTravis Japanにも還元していきたいです。
劇場で皆様のお顔を眺められる時間を楽しみにしていますし、この作品を通して役者として成長した川島如恵留をお楽しみいただけると嬉しいです。同じ空間で同じ時間を過ごしたいなと思っています。ぜひ皆さんもチケットを「掴んで」いただいて、劇場にお越しいただけたら嬉しいなと思っています!ぜひ観にきてください!
花乃まりあ
へスター・フォーク 役
どこへ転がっていくのか、どこに着地するのか、ずっとドキドキしながら台本を読みました。これぞまさに人生…!
へスターはデイヴィッドの可能性や葛藤を深く理解し、愛し、支えとなる人物だと捉えています。彼女の存在もデイヴィッドのひとつの「幸運」であるよう演じたいです。
リンゼイさん、そして川島さんはじめとする素晴らしいキャストの皆様とご一緒させていただけることがとても楽しみです。
大野拓朗
エイモス・ビーヴス 役
本作のエイモスは報われません。でも、僕自身は幸運をいただきました。アーサー・ミラーの初期の作品に挑めること、そのご縁に深く感謝しています。運命・努力・幸運――三つがぶつかり合う物語の中で、人間の喜びや苦しみを感じながら、リンゼイ氏の演出のもと、日本のお客様に、心を込めて真っ直ぐ届けたいと思います。
古河耕史
ガスタフ・エバーソン 役
尊敬する劇作家アーサー・ミラー氏の作品の上演に参加できることに、大きな喜びと光栄を感じております。"すべての幸運を手に"する人間を、今の日本の私達は一体どんな風に受けとめるのでしょうか。
主演の川島さん、演出のリンゼイさん、そして素敵なキャストとスタッフの皆さんに、早く稽古場でお会いしたいです!
駒木根隆介
J・B・フェラー 役
「すべての幸運を手にした男」いいタイトルですね。常々、自分がこうして演劇やら何やら好きなことで生活できているのは、本当に「幸運」だと思っているのですが、今回も素敵なご縁をいただきまして、少しでも作品の力になれればと思っています。
主演の川島如恵留さん、演出のリンゼイ・ポズナー氏とは初めての創作となりますので、どのような現場になるかとても楽しみです。
アーサー・ミラー作品も初めてのわたくし、頼もしいことは重々承知の共演者の皆さまと一丸となって、この座組でしか作れない世界を丁寧に構築していきたいと思っています。
永島敬三
ショーリー 役
まず、今回アーサー・ミラーの戯曲に初めて挑めることがとても有り難い機会だと思っています。そして英国の演劇界を代表するリンゼイさんとの創作や、川島さんはじめとても強力な俳優の方々との共演も、大いに楽しみです。
「運命」という言葉がキーワードになる作品ですが、様々な障壁や迷いの中で翻弄される登場人物たちがどういった運命を辿るのか、自分自身もきちんと考え、迷いながら役を深めていけたらと思っています。
栗田桃子
ベル 役
演出家のリンゼイさんとは、3年前アーサー・ミラー作「みんな我が子」という作品で初めてご一緒させて頂きました。異国の方の演出を受けるのが初めてで、緊張していたのですが、リンゼイさんはとてもとても優しくて、一緒にその役のことを考えて柔らかく対応して下さいました。
今回またご一緒させて頂けること、本当に嬉しいです!私は今回ちょっとの出番ですが、キャスト全員の方が初めまして、の皆さまとリンゼイさんと、観てよかったと思って頂ける作品になりますよう頑張ります。
内田紳一郎
ダン・ディブル 役
東京グローブ座の舞台に立つのは、な~んと21年ぶり!『スカパン』『スタンド・バイ・ミー』そして今回の『すべての幸運を手にした男』ん?頭文字がみんなSで始まってる!!初めて自腹で観た芝居がアーサー・ミラーの『セールスマンの死』これもS!?なんとも不思議な縁(えにし)に導かれたようで…。
素敵なスタッフ、キャスト、そしてお客様と一緒に幸せな舞台を作って行きまっしょう!!!
大石継太
アンドリュー・フォーク 役/
オーギー・ベルファスト 役
アーサー・ミラーの作品は「THE PRICE」に次いで、2本目です。アーサー・ミラーの人間ドラマを演出家のリンゼイ・ポズナーさん、キャスト、スタッフで創りあげて行くのが今からとても楽しみです。
僕は二役!に挑みます!どちらも物語を波及する役 です。どうする?!いやぁウキウキです。臆せずチャレンジしていきましょう!楽しい稽古場になる様カンパニー全員で走り出します!
羽場裕一
パターソン・ビーヴス 役
こんにちは羽場裕一です。
役どころは、主人公デイヴィッドの父パターソン・ビーヴス。デイヴィッドの兄エイモスを大リーグプレーヤーにする為に心血を注いでいる男です。
そんな男を演じる私は野球をまったく知りません。そもそもスポーツ自体に興味がないのです。筋金入りの文系なのです。さて、この役、どうしましょう。私でいいんですかねー。あっ、大谷翔平さんは知ってます。確かドジャース・・・だったよね。
リンゼイ・ポズナー(演出)
東京で演出を手がけるのは今回で3回目となりますが、本当に楽しみにしています。日本の観客の皆さんが、アーサー・ミラーの作品に深い関心を持っていらっしゃると思いますので、なおさら楽しみでなりません。
『すべての幸運を手にした男(The Man Who Had All the Luck)』はミラーの初期の作品ですが、家族関係の力学や登場人物たちが直面する道徳的な葛藤の描き方には、ミラーという劇作家の成熟した名作群の芽生えをすでに感じることができます。そして他のすべての作品と同様に、ミラーは個人的な問題だけでなく、社会全体や政治の在り方にも目を向けています。
すでに素晴らしい才能の持ち主である如恵留さんともお会いして、この作品に取り組み始めることができたのも幸運でした。初対面からすぐに意気投合できたことからも、このコラボレーションが実り多く、楽しいものになることは間違いないと感じています。
日本の演劇ファンの皆さんにとって、『すべての幸運を手にした男』が、とてもスリリングで引き込まれるような舞台体験となり、ご自身の人生とも深く重なるものを感じていただけるのではないかと期待しています。